
シリーズになるかどうか、書いている本人にもわからない
「シカゴなトリビア」。第一弾は、
ゴー・トゥ・ヘル・キティ(Go-To-Hell-Kitty)について。
蒼乃夕妃さんが演じているキティですが、役名は劇中のある場面で叫び続ける
「地獄へ堕ちろ!!」(Go To Hell!) から命名されています。
そして、もう一つのキティのハイライトは何といっても
冒頭のナレーション。
作品全体のトーンがこのナレーションで客席に提示される、といっても過言ではないと思います。
そして、ここからがトリビア。
実はこのナレーション、元々は別のキャラ、というか
男性が担当していたのです。
1996年ブロードウェイ初演時のサウンドトラックを聞くと分かりますが、Overture前のこのナレーションは、廷吏役の
ジャン・ミネオ氏が務めています。
では、いつからキティがこのナレーションを行う事になったのか? それは
1997年のロンドン、ウエスト・エンド公演からになります。
「監獄タンゴ」(Cell Block Tango)の一員ではないキティに、もう一つの見せ場を作る為にクリエイティブが考えだし、キティが務める事になったのです。素晴らしい結果を生み出しました。
という、
某ハ◯ーキティとコラボしたら絶対に面白いのにな〜と個人的に思う、ゴー・トゥ・ヘル・キティのトリビアでした。
(出来る限り)毎日夕方6時に更新!!
That JAZZ!!
