ブロードウェイミュージカル「シカゴ」
20周年記念ジャパン・ツアー

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【ブログ連載#11】進化するシカゴ【シカゴ!フォッシー!!ジャ〜〜ズ!!!】 #ミュージカルシカゴ

  写真は、プレミアムグランドフィナーレの稽古後に大澄さんがゲイリーと稽古場の片隅で打合せする図。   さて、「シカゴ」は1975年の初演から39年、1996年のリバイバルから間もなく18年経ちます。   これだけの年月が経っても全く古く感じないのは、本当に驚きます。 だって今の私が 18年経ったら... 39年経ったら... 骨も残ってないかもしれません。   失礼しました。   1975年の初演は、現在のリバイバル版のモノトーンの雰囲気とは違い、カラフルでジャズエイジのフラッパーを衣裳やヘアメイクで忠実に表現していました。(フラッパーに関してはいずれ書きます。) 舞台セットもカラフルで2002年の映画版でも印象的なROXIEの電飾看板や具体的な装置が使われていて結構ゴージャスな作りだったのです。もちろん初演版の演出・振付・脚本はボブ・フォッシー。(ちなみに1983年・85~86年の「シカゴ ミュージカル・ヴォードビル」はこの初演版が基です。) 下記は初演時の舞台映像!! 1996年のリバイバル版シカゴは、ブロードウェイの隠れた名作を発掘するというコンセプトのアンコール!シリーズの一環として、コンサートという形で期間限定の復活。もともとボードビル形式で構成されていたシカゴはコンサートという形にピタリとはまり、よりシンプルな造りで、曲と物語、そしてアン・ラインキングによる振付が強調されて、大好評となりました。このアンコール!シリーズ版のチケットは即完し、これがきっかけとなってブロードウェイ公演に進出、ロングランとなっているのです。   「アン・ラインキングによる振付」と読んで、「あれ?フォッシーじゃないの?」と思われた方、素晴らしいです!   フォッシーは1987年に亡くなっているのでリバイバル版に関わっていません。フォッシーの最後のミューズで愛弟子(というか後継者)、アン・ラインキングが「ボブ・フォッシーのスタイルで」振り付けたのがこの作品です。   初演にはなかった振付も取り入れ、舞台「フォッシー」のようにフォッシースタイルの要素を「これでもか!」と取り入れたのです。   下記のビデオは、1996年時のアン・ラインキング演じるロキシーです。 なので「シカゴ」は「1975年の初演を観ているから再演版は観なくてもいいよ」というツワモノがいたとしても、この初演版とは別物なので、観る価値ありなのです。フォッシーが(直接)舞台制作に関わっていないのに、最もフォッシーらしい作品となったのは、いかにも彼が好みそうな皮肉です。   ということで、このリバイバル版シカゴは、単なる再演ではなく、 『進化版シカゴ』なのです。   次回は『2ヶ月お世話になった場所』です。 (出来る限り)毎日夕方6時に更新!! That Jazz!!  

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