ブロードウェイミュージカル「シカゴ」
20周年記念ジャパン・ツアー

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#06『NYでの稽古初日』

『実録!!ブロードウェイへの道』連載6回目。前回の投稿はこちらをクリック!!   米倉さん、とうとうNY入りです。   日本を離れてNYに6週間以上の長期滞在になるので、住むところはアパートメント。ホテルでは自炊もお洗濯も出来ないからです。数日かけて生活必需品を揃えて、住み易い環境にします。   そして6月頭から米倉さんのNYブロードウェイ[BW]での稽古が始まりました。稽古場所は実際に公演が行われているアンバサダー劇場です。『シカゴ』BW公演は、週一回の休演日以外は必ず公演があります。そんな公演日程の合間を縫って、稽古が行われるのです。また、彼らにとってはメインのキャストやアンサンブルが切り替わる「リプレイスメント・キャスト」は日常茶飯事。なので、ロキシーを演じる米倉さんの他にも、ハニャック役を演じる女優にも稽古日程が割り当てられていました。 [caption id="attachment_172" align="alignnone" width="300"] アンバサダー劇場の舞台袖から[/caption]     6月4日(月)2:00PM〜5:00PM BW稽古初日。   午後2時からプロダクション・ステージ・マネージャー[PSM]を務めるロルト・スミスとの稽古です。PSMという業種は日本の舞台の世界ではあまり馴染みがない役職で、役者の演技指導、照明や音響などのチェックなど、作品のクオリティを維持するための権限を持ち、いわば演出の役割をします。BWのロングラン・システムならではの業種です。(ちなみにPSMは、カンパニーの中では「徘優」扱いをされており、役者の名前が並ぶカンパニーボードにも他のキャストの名前と一緒に表示されます。)   稽古の話に戻りますと、この日はPSMロルトと米倉さんのみでスクリプト・リーディング(台本読み)が行われました。1幕からロキシーの台詞周りを読み、実際に舞台を使って立ち位置や英語の発音を確認していきます。   稽古は数カ所のNOTE(俗に言う「ダメ出し」ですが、褒めることも含む)はありましたが、英語の発音に関してビックリするほど出来がいい!!とのことで、翌日のリハーサルは予定を変えて、ヴェルマ・ケリー役のアムラ=フェイ・ライトとカンパニーのダンスキャプテンを交えて行うことになりました。   私は2003年に初めてこのアンバサダー劇場で『シカゴ』を観劇しました。もちろんこの作品のパワーに打ちのめされたのは言うまでもないのですが、まさかその劇場の舞台に日本人が…米倉さんが立って稽古をしているなんて!!!と、思わず感慨に浸ってしまいました。   米倉さんもPSMロルトが用意した小道具の新聞に自分の写真が入っているのを見て、思わず涙を流していました。 (つづく)

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