ブロードウェイミュージカル「シカゴ」
20周年記念ジャパン・ツアー

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#05『NYからの四か条』

『実録!!ブロードウェイへの道』連載5回目。前回の投稿はこちらをクリック!!   ブロードウェイデビューがNYのプロデューサーたちに認められ、稽古内容についても指示がきます。それは…   1) 毎週2回のインターネットビデオ通話を利用してNYのスタッフとレッスン 2) 毎週3回以上の英語コーチとのレッスン 3) ブロードウェイ本番まで、レッスンの妨げになるような仕事は一切受けない 4) 毎月1回はクリエイターにレッスンの成果を確認するためのビデオを送る   説明します!! 1) 毎週2回のインターネットビデオ通話を利用してNYのスタッフとレッスン   これは、NYにいる音楽監督レズリー・スティフルマンとプロダクション・ステージ・マネージャー(演出面の舞台監督)ロルト・スミスと時間を合わせてのセッションです。 例えば日本時間の12時にはじめるためにはNY時間の夜11時にパソコンの前に2人ともいてもらい、通話をはじめます。(NYの夜11時はCHICAGO夜公演の終わった直後です。)   日本サイドはリハーサルスタジオで待機し、米倉さん、英語コーチ、稽古ピアニスト、日本版CHICAGOの音楽監督の上垣さん、同じく演出スーパーバイザーの吉川さんが集まり、時間になるとNYサイドとリハーサルを行います。セッションは1回90分ほどでした。   4、5月の期間では、米倉さんの台詞の発音、ミュージカルナンバーの細かい歌い方などが指示されました。 [caption id="attachment_210" align="alignnone" width="300"] 写真では分かり辛いですが、前方にスクリーンとカメラがあり、通信しながらのリハーサル[/caption]     2) 毎週3回以上の英語コーチとのレッスン   英語指導はミヨコさん。ミヨコさんは翻訳家、通訳としても活躍され、CHICAGOは1999年の初来日から担当、2009年の大澄賢也さんがフレッド・ケイスリーとして招聘カンパニーに舞台にたったときも英語指導をして頂きました。(2010年のアムラが来日したときは日本語指導です。) 多忙なミヨコさんにお願いして週3〜4回のレッスンスケジュールが組まれました。     3) ブロードウェイ本番まで、レッスンの妨げになるような仕事は一切受けない   まもなく公開される「史上最強映画」のコピーが力強い映画「アベンジャーズ」ですが、米倉さんがスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの日本語吹替を担当することが決定し、4月に行われたワールド・プレミアに出席することになりました。数日間日本を離れてしまうので「レッスンの妨げ」になりかねません。米倉さんはそこで英語指導のミヨコさんにお願いして、一緒にロサンゼルスへ渡米、一緒にいることで英語レッスンを行い、更に日常会話も英語で過ごし、この項目をクリアしました。     4) 毎月1回はクリエイターにレッスンの成果を確認するためのビデオを送る   これは以前もやっていたことなので軽くクリア。 プラス、毎回のレッスンをビデオで撮影し、それをインターネット経由で日本人スタッフと共有することによりどんなレッスンを行っていたか、みんながわかるようにしました。   こうして渡米前のリハーサルによって、英語の台詞と歌の全てをNYのスタッフとそれを支えてくれた日本版CHICAGOスタッフのお陰で全て覚え、発音や発声法にいたるまで渡米への準備を万全に整えた米倉さん。   ですが、NYでまさかあんな事態になるとは… 次回から、舞台はNY!! (つづく)

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